30年前につくられた浴室。その当時この地域の住宅に多かったタイルのお風呂。当時はまだマキでお風呂を焚いていたそうで(現在は灯油によるボイラー)その名残がいたるところに残る浴室です。
浴室改修前
①追い焚き機能がない。
②換気扇がなく、窓の外は母屋とつながる廊下があるため窓を開けてもしっかりとした換気が難しい。
③段差の多い危険な出入り口。
④冬期は特に浴室・脱衣室が寒い。
⑤老朽化によるタイルの剥離、タイル壁面上部はモルタル仕上げの為掃除が大変。
⑥鏡や物を置ける台がなく使いにくい。
今回は、LIXILの ラ・バス から Kシリーズをベースに、オプションで使い勝手の良い気持ちの良いお風呂にリフォームです。イメージ画像を LIXILさん が作成してくださるので、浴室のイメージもリアルでわかりやすいと思います。
◆浴室は、母屋につながる別棟を改修し新しく設置。ユニットバス納期が決まり、いよいよ生コン処理です。
◆ユニットバス設置。
今回のオプション
①浴室乾燥機
②壁を全面鏡面パネルに変更
③扉を引き戸に変更
④その他(浴槽・床など)
◆浴室改修後
ブラウンの壁なので暗くなるのでは?と心配しましたが、照明は壁面に2か所と天井にダウンライトが1か所あるのでとても明るく感じます。ゆったりとくつろげる空間になりました
扉は、4世帯同居ということもあり、高齢者も安心の引き戸タイプに。
画像左:出入口は、バリアフリーに。
画像中:浴室乾燥機能付の換気扇はこのパネルで簡単に操作できます。換気だけでなく、これからの季節の洗濯物の乾燥にも大活躍できそうです。
画像右:追い焚き・給湯温度設定パネル。 壁の横についている蛇口は、ずっと使用していた天日の湯沸しのお湯を浴槽に使えるよう設置していただきました。冬期以外は給湯機のお湯を使用することなく浴槽へはることができるのでECOですよね。
浴室にあわせ洗面台も LIXIL ピアラ からフルスライドタイプを選択。
既設の洗面台は元の場所にそのまま設置で併用。
中学・高校生がいるご家庭なら朝は洗面台の取り合いですよね(笑)2台設置できたので余裕をもって支度もできます。
既設洗面台は扉タイプであったため、物は収納できても雑然としてしまいがちでしたが、今回は引出タイプの為収納もしやすく使いやすくなりました。ちょっとした違いですが、かなり便利です。
リフォームで希望通りの気持ちの良いお風呂になりました